【一番思い出の日】謎のインド人達と空飛んで 海飛び込んで 感動して泣いた
今日は一番好きな記事で、
前回の続きです!
(すぐ読めちゃう前回の記事↓)
バスを降りて数時間後、
ひとりでビーチを散歩しに行きました。
するとマレーシア人の商人に声をかけられました。
「パラセーリングという、
”パラシュートでめっちゃ飛ぶ遊び” があるんだ。
一万円でどう?」
「ん〜高すぎだよ。
五千円ならまだしもさ、知らんけど。」
するとこのマレーシア人、ブチ切れ。
「なんだとこの子は!?!?!?ふざけるな!
これが、五千円でできるとでも!?!?!?」
しまった〜面倒面倒どうしよ、
別に何円でもやるわけじゃないのに...と思っていた時です。
「フウ...?」
と呼ばれうしろを振り返ると、
なんと
さっきバスで友達になったインド人たちが
たまたまいたのです!!
「どうしたんだあああ!」と言って
お腹をポヨンポヨン揺らして
すごい目力で駆けつけてくれました。
事情を説明すると、
「おい。フウが遊びたいって言ってるのに(?)
一万円とはなんだ!!!」と言って
インド人たちが
マレーシア人とバトり始めました。
こちらの真ん中がその商人で、喧嘩の真っ最中です。
私「ちょっと待ってよ〜!いいのいいの!
遊びたいとは言ってないし!!!!」
しかし声も届かず、
インド人、止まりません。
インド人「五千円もありえないだろ。
1500円にしろ。しかも、一番でかいパラソルで。」
私は今までタイでもベトナムでも
マレーシアでもたくさん喧嘩してきましたが、
団体戦がこんなにも心強いとは知りませんでした。
一方で「なに言ってんの...」と思いました。
特に一番大きなパラソルは相当高くまで飛ぶので、
もっと高価なのです。
私「それはむりよ。あっちいこうよ...」
やはり聞いていません。
インド人「できるよな、マイファミリー?
俺はお前のことを愛してる。
明日も会いに来るし、来年だって来る。
ベストフレンドなんだからわかるよな?
ギロリ」
本当に1500円で飛んできました
(一番でかいやつで)。
私の時は5000円であんなに怒ってたのに...。
さすがインド人です。
このように、
インド人を敵に回したら絶対に勝てないということが、
今回の記事のポイントです。
早速みんなで仲良く契約書を書いたら
(ふむふむ)
(カチャ)
(ああああああ)
(撮影:インド人)
ということで、
なんと他にもこのような感じで遊びました。
もうめっちゃ楽しかったです。
そして夕方、帰ろうと思ったら
インド人たちが海に飛び込み始めました。
(いいな〜、みんな水着で来てたんだ。)
私は今日、まさかこんなことになるとは思わず
ちょっと散歩してすぐ帰ろうと思って
デニムとかの普通の服でした。
「フウ〜〜〜!」
「早く来いよ〜〜!」
「こっちこっち〜!!!」
インド人たちがバシャバシャ主張してます。
「そんなこと言われても...」
叫んで説明しました。
「ごめん〜〜!入りたかったけど、
私ほら今日、水着着てないの〜〜!
だから行けないわ〜!そっちで楽しんで〜!」
その時
首をかしげたインド人
「なんだそれ〜?関係あるのか〜〜〜!?」
なに!?関係????
意味が全然わかりませんでした。
関係?
関係....?
....
「あ、ないわ。」
私はスッとリュックをその場におろし、
普通の服のまま海に向かいました。
「フウ!!!
カモオーーーーーーーーーン!!!」
じゃぶじゃぶ...
そうしてめでたく私は、
海に入るのに
水着なのか?服なのか?は関係なく、
入りたいのか?入りたくないのか?
だけで、海に入れることがわかりました。
確かに当たり前の事だけど、めっちゃ衝撃でした。
「なんで入れないと思ったんだっけ?」と
考えてしまったほどです。
しかもこの日、最初は2人のインド人と遊んでたはずなのに
いつの間にか4人に増えていました。
これがインド力ですね!
インド人たちはさっき、
濡れないように長い髭を縛ってたけど
すぐ全部濡れてました。
髭パカした瞬間めっちゃ面白かったです。
遊び尽くして夕日がきれいな時間になると、
みんなびしょびしょのままビーチを散歩しました。
地元の人も「今日は一段と綺麗」と言っていました。
そして私は、インド人がまたなんか変なこと言って
笑ってる時になんだか、泣けてきました。
何にも考えずこんなに楽しいなんて久しぶりだし、
思い込みとかのせいでできないと思い込んでたことも
また1つ無くなって、ほんとに感動していました。
パシャ
(両端のインド人が、新しく増えていた友達です。
「なんで?」「いつの間に?」「誰?」
ということは置いといて普通に一緒に遊びました。
さすがインド人です。)
しかし私の感動なんて知らないインド人たち、
今度は「二次会行くぞ〜〜〜〜〜!」
と言い出しました。
二次会が気になりすぎてついて行ってみると、
なんと高級なプールにつきました。
「え?海の次に、プール?」
「そう。ささ、フウもいくよ。」
プールは夜でライトアップされてて
もうめっちゃオシャレで、
セレブっぽい人たちだらけです。
私は一人だけ水着じゃない上にびしょびしょで
髪もボサボサ、たぶんめっちゃ目立ってました。
でも私はいろいろ強くなっていたので
そんな事はもうどうでもよくなっていて、
ただ一番の理由は「つかれた」ということで
二次会には参加せず帰ることにしました。
もちろんタオルも持ってきてないので
全身びしょ濡れのままリュックを背負ってバイバイし、
宿まで歩いている間
「なんか今日も、めっちゃ学んだな...」と
思ったのでした。
「ウワ!なんじゃこりゃ!」
宿に着くと、ケータイに
見覚えのない写真がたくさん入っていました。
私が飛んでる間にこんなことしてたのか〜〜!?
光でいい感じに盛れてます。
さすがインド人です。
不思議なことに、
どこの国でもいつの間にかインド人と遊んでいます。
インド人のみんな、いつもありがとう!