【マレーシア】イスラム教に入らないと大変な事になる！と言われたので断ってみた

こんにちはふうです。

マレーシアで、念願の

ブルーモスクに行きました。

モスクとは、イスラムの教会みたいな

面白い形の建物で、お祈りの歌が聞こえます。

撮ってもらった写真を確認して、

「もう少し被写体を真ん中に...」

「塔が切れないようにお願いできる？」

と何度もやり直してもらって

バッチリ撮ってもらいました。

着いた頃には、

『イスラム教徒のお祈り中。入館まで３時間お待ちください』の状況でした。

「３時間！？周りは何もないし、何して待てばいいの。。」

クラッ

その時、うまい具合に吐き気がして、

食中毒？で苦しみ始めました。

しかも人々はみんなモスク内でお祈りしているので

写真のように周りに誰もおらず

しょうがなく一人で地面に倒れこんで苦しみました。

（お祈りもいいけど、誰か助けてくれ...）

そんなこんなで気合いで３時間生き耐えました。

「今なら歩けそう」ぐらいの体調まで回復し、

顔色もなんだか青白でこのモスクにぴったりになったところで

受付までフラフラ行くと

ボランティアの方が専属で案内してくれるようでした。

私の案内係の方は

ちっちゃくてヒゲが素敵なおじちゃんで、

マリオおじちゃんと呼ぶことにしました。

マリオおじちゃんは、

お祈りのために足を洗うところや

結婚式ルームや

じゅうたんの模様の意味！など

たくさん解説してくれてめっちゃよかったです。

全部、

「そういうことだったの！？！？すごい...！」

となりました。。。。ほんとにすごかった。

途中、いくつもクイズを出されました。

「フウ！イスラム教は、

　どうして男女分かれてお祈りするでしょうか！」

「ん〜、集中できなくなっちゃうからとか？」

「ブハ〜大正解！

　お祈り中、隣に君のように可愛い女の子がいたら

　全っ然集中できないからのお、分かれておるのじゃ〜！！」

「あ、そうかいそうかい」

とにかくマリオおじちゃんはめっちゃ陽気でした。

一周案内してもらって最後の時、

ふとこんな話をされました。

「フウ。ワシの案内はどうだったかの。

　イスラム教に入れば、永遠に生きられるんじゃ。
 

　生まれ変わって、生まれ変わって...。

　フォーエバーエバーエバーエバー。」

資料をポッケから出して熱弁してくれました。

 

これは「死んだらどうなるの？」についてのページ

「どうじゃ、入らないか？

　このままでは、君の命は...

　ああ、あと数十年で終わってしまう.........

　かわいそうなフウ......死んだら終わりなんて...！

　助けてあげたい！！イスラム教に入りさえすれば...」

親身なマリオおじちゃんは

本当に私を心配して言ってくれていることが

よくよく伝わってきました。

「イスラム教、テロとかしないから！

　めっちゃ平和なやつじゃから！！

　わかってくれるよのう...？」

すごいおじちゃんだ！

こんなに本気で話してくれてるんだから

私も誠意を持ってはっきりこたえることにしました。

「マリオおじちゃん、

　イスラム教がめっちゃハッピーな宗教って

　よくわかったよありがとう！

　でも私ね、

　80年で満足だわ〜ってタイプなの！

　だから永遠じゃなくて全然いいし

　イスラム教にも入らなくて大丈夫！ありがとね！！！」

「え！？そういうタイプ！？！？！

　いいのか、フウ...？」

「うん！十分だよ！」

「じゃ、せめて、

　これだけインンストールしてくれんか！？」

マリオおじちゃんは、

スマホを見せてきました。

「何？これ」

「これはのう、

　イスラムのお祈りの時間になったら教えてくれる

　専用アラームアプリじゃ！！！！！！！」

「え！！ごめんけどいらんわ！！！！！」

「頼むよ〜入れてくれよ〜フウ。」

「ていうかそんなアプリあったのか！

　私、今ネット繋がってないからできないの。

　気が向いたらやっとくね。」

「たのむぞ！！！！」

そうしてバイバイしました。

ここに行くには

電車の乗り換えとかあって少し大変だったけど、

マレーシア一周の際はいかかでしょうか

めっちゃ綺麗！おすすめです！

念のため

お祈り中に外で倒れた場合の用意も持ってくのが

尚オススメです。

おしまい

読んでくれてありがとう！

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